英語圏の子育ての場でよく耳にするポジティブ・リインフォースメント(正の強化 Positive Reinforcement)をご存じですか?
子どもがしたことが「よい判断だった」「お約束が守れた」「お稽古がちゃんとできた」「おうちのお手伝いができた」など、子どもを褒めてやる気を起こさせる方法です。
たいていは、シール(stickers)や、スタンプなどを用意して、子どもが達成できたら該当箇所にシールを貼ったりスタンプを押したりします。小さいお子様はそれだけで大満足でしょう!ちょっと大きなお子さまなら、「シールが●●枚たまったら、◆◆に交換」などルールを決めておくとノリノリになるかもしれません。
家族内の当たり前にこなすべき「お手伝い」もここに入れるかどうかは議論が分かれるところでしょう。ご家族でまずはそこから決めることも大切なポイントですね。
この「褒めてシールなどを貼る」プロセスをToken Economy Systemと呼ぶようで、貼るシートもToken Sheetと言われています。Tokenと聞くと、仮想通貨などが思い浮かびますが、それとはちょっと違います。
Token Sheetまでの具体的はプロセスはXにポストした通りですが、こんな感じです。
・子どもの様子を観察:I noticed you shared your toys with your friend. That was very kind of you.(お友達とおもちゃをシェアできたね)
・行動をすぐにほめる:Great job! Chleaning up your toys righ away! I’m so proud of you. (お片付けできたね)
・行動とごほうびを結びつける:We’ll be using tokens to reward good behavior. You can collect tokens and trade them for special rewards. (よい行いができたから、ごほうび表に書こうね、たまったらごほうびなるよ)
・ごほうびを集めるプロセスを楽しんで対価に替える:Look at how many tokes you’ve got! You’re doing such a great job. Now you can trade them in for something special. You deserve it! (たくさんごほうび表がうまったからごほうびに替えようね。やったね!)
お孫ちゃんとシールを貼りたいので2パターン作ってみました。著作権は放棄していないので二次利用、再配布などはお控えください。Positive Reinforcementの下の空白には、ご自由にゴールをお書きくださいね。
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